ピンポンパールを飼う前に読んで欲しい水槽の立ち上げ方
新しく45センチ水槽を買い、
水槽を立ち上げました!
新しい水槽がくるとワクワクしますね〜( ^ω^ )
どんなお魚入れようかいっぱい妄想しちゃいますよね〜!
よぉーし!
水槽も届いたし早速お魚買いに行くか!
…ってちょっと待ったぁ!!!
早速お魚買いに行っちゃダメです。
出来立ての水槽にお魚入れても大丈夫なお魚もいるかもしれませんが、大抵ダメです。
私1番最初の時、これをやって特に弱いピンポンパールを病気にしちゃいました…(;ω;)
水槽の立ち上げは簡単なのですが、意外と立ち上がるまでの時間がかかるのです!
これからお魚育てるんだっ!て方は是非一読してみてください。
*水槽の立ち上げ方
実は大事な水槽の立ち上げ方。
手順としては、水槽や砂利・水草を洗う→水をはる→フィルターを回して1週間待つ→ちょっとずつ魚を入れていく、の順番になってます。一週間フィルターを空回しする、というのは水槽立ち上げ初心者には抜けがちだと思います。
それでは詳細を順におって簡単に解説します。
①水槽・フィルターを洗おう
水槽は意外と汚れているので洗ってください。(洗剤は使っちゃダメです!)
因みに水槽の大きさは金魚1匹に対して、10リットルが理想です。金魚は成長が早く、水を汚しやすいからです。 小型水槽なら1匹、45センチ水槽なら3匹までを目安にしてください。理想は水質が安定する45cm水槽です。(小さい水槽であればあるほど、水飼えを頻繁にしなくてはいけません。)
それとフィルターも一度洗って下さい。ホコリがついていたりするので!ろ材にも一度水を通してカスを落としておくといいです。
②砂利(床材)・水草を洗おう
金魚の場合、床材は入れない人も多いかもしれませんが、もし床材入れる場合は床材を洗ってください。砂利や砂も買ってきたばかりはかなり汚れているので、水が透き通るまで洗ってください。(ソイルは金魚には適していませんのでオススメしません。)
水草はできれば「水草その前に」で農薬を抜くと良いです◎ エビや貝を飼うときは特に必要です。(農薬でしんでしまうので…)
水草買ったので『水草その前に』を使ってみた! - TOKYO SIMPLE LIFE.
③床材・フィルター・ヒーター・水温系をセットしよう
水槽・床材を洗ったら水槽内をセットして下さい。ピンポンパールでしたら、フィルターはもちろん、ヒーターも必須です!寒さに弱い生き物なので、必ず水温を26度前後に保つようにして下さい。28度くらいで育てているアクアリウムショップもあるくらいです。必ず水温を整えられる環境を作って上げて下さい。
注意:フィルターやヒーターの電源は必ず水を入れてから付けるようにした下さい。
④水を入れよう
砂利を入れたあとは水も入れてください。勢いよく入れてしまうと床材の汚れが舞うので、ビニール袋やワタを置いて、その上からゆっくり入れると良いです◎
⑤フィルターを回そう
電源を入れてフィルターを回してください。フィルターは色々種類がありますが、金魚は特に水を汚しやすいので、できれば強力な外部フィルターや壁掛け・上部フィルターが良いです。
投げ込み式はモノにもよりますが、ちょっと弱い印象があります。
⑥カルキ抜き&バクテリアを入れよう
水を水槽に入れる前、バケツに水を入れた時点でカルキ抜き等を入れてもいいのですが、カルキ抜き&バクテリアは最後に一気に入れた方が楽です。そしてフィルターによっては呼び水が必要なものもあるので、最後の方が何かと◎(呼び水がなかなかできなくていっぱい水を吸ってしまったので・・・)
水槽立ち上げ直後はバクテリアがいない状態なのでクラロカなんかを入れると良いかもしれません*
苔・水質問題に。『クラロカ』でバクテリアが定着するのかを検証してみた! - TOKYO SIMPLE LIFE.
⑦一週間空回ししよう
水槽が完成した状態で一週間フィルターを空回ししてください。意外とこれが重要になってきます。出来立ての水槽は魚がすぐに入っても大丈夫のような水質になっていないので!
*魚を買いに行くのは立ち上げてから1週間後が丁度良いです◎
⑧パイロットフィッシュを入れよう
水槽立ち上げから一週間後、魚を買いに行ったら、温度合わせ・水合わせをしてから魚を入れてください。理想はパイロットフィッシュと呼ばれるような立ち上げ後の水質にもへこたれない丈夫な魚を入れるのが良いです。
ですがその後、「そのパイロットフィッシュどうするの・・・?」って私はなりました。金魚と一緒にパイロットフィッシュを泳がすつもりもないし・・・と。
なのでその場合は貝類や海老などの苔とり生態を入れるといいかもしれません。海老はあまり金魚との混泳向きではありませんが、泳ぎの下手なピンポンパールだったら食べられることもないので・・・。
私は残り餌を食べてくれるコリドラスをパイロットフィッシュに採用してしまいましたが、ピンポンパールとの混泳向きではなかったと思います。(水質等を考えると)(金魚は餌をもりもり食べるので余り残り餌も出ないですし・・・)混泳できていますが、お勧めは苔をとってくれる貝類です!
⑨この間、他の魚はトリートメントさせよう!
特に金魚はアクアショップ買ってからすぐに水槽に入れてしまうのはかなりの負担になってしまいます。なので、パイロットフィッシュを泳がせている数日間はバケツで塩水浴をしてあげて下さい。塩水浴には体力回復&殺菌効果があります!病気にかかった時もまずは塩水浴をさせてあげるといいです。できれば3日くらいは塩水浴&絶食させると体力が回復するので◎
⑩金魚を入れよう
パイロットフィッシュ(貝類)導入3~4日後に金魚を入れて下さい。(※水温合わせ・水合わせは必ず行って下さい。) 金魚を数匹飼う場合は2~3日おきに徐々に入れるのがいいです。水槽立ち上げ直後はバクテリアが育っていません。バクテリアは時間とともに増えるので、バクテリアの成長とともに魚を増やすのが理想です。
*まとめ
以上が水槽立ち上げの方法です。
水槽を立ち上げてから一週間後に魚を買いに行くのがミソです!
水槽が届くとわくわくしてすぐに魚を入れたくなってしまうものですが、少なくとも1週間、長い目でみて2週間くらいは金魚を水槽にいれるのは我慢、くらいに思っているほうがいいのかもしれません。
特にピンポンパールは弱い固体で、水質・温度の変化に弱い生き物なので!塩水浴は1週間でも2週間間でも長ければ長い方が良いそうですし…
最初であればあるほど、じっくり時間をかけてあげて下さいね!
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