きっとカルティエは買えない。
インド旅行では通り過ぎるインド人に
「ティーンズ!?」
とか
「僕と同じ21歳くらいかと思った」
とか言われましたアラサーnatsumiです。
日本人は若く見られるようですが、
もう立派なアラサー。
来年はいよいよ30歳です。
パワーワードですね、
さんじゅっさい!(ヒィッ!)
さてそんな私は今年結婚9年目、
再来年に10周年を迎えるんですが
只今指輪をしていません。
何故かと言うと
指輪の下の皮膚から変な汁が出るようになったから
です。笑
恐らくカブれているのかと??
前まではこんなことなかったのに!
歳なのかはたまた付き合っている頃に買った1万円ちょっとのペアリングが劣化したのか…
兎に角つけれる状態ではなくなってしまったのです!
結婚した当初はなんとなく離婚すると思っていたのとお金もなかったので結婚指輪を買わなかったんですけど…
10周年が見えてきたし夫と生きていくことに腹もくくれたので
私、指輪が欲しいんです!
再来年の10周年の時に新しい指輪が!
今のペアリングと同じデザインの
カルティエの指輪が!!!
でもこの指輪、41万円もするんです。
結婚指輪の平均って2本で24万円だそうですから、この1つで約二倍することになります。
唯一の救いはこの金額が税込だったことです
そして
夫も今のデザインに似たものが良かったんですけど…
2つで70まん………
でもちょっと前までは
買える!
って思ってたんですよ。
なんでかわかんないですけど。笑
買えるよな、うん!って思ってた…
最近気付いたことは
買えない
ってことです。
当たり前なんですけどね。
やっぱり買えない。
買えないよ〜涙
皆さまもあると思うんですけどね。
私も幼き高校生の頃、
そごうの高級フロアを突っ切って連絡通路に向かう時「私はこんな高級フロアにいるべき人間じゃない!」って気持ちで急いで駆け抜けてたんですけど、
連絡通路の一番近くにあった上品な赤のカルティエだけはよく足を止めて眺めてたんですよ。
ティファニーブルーじゃなくって
エルメスオレンジじゃなくって
私はカルティエレッドが一番綺麗だと思ったし
豹の広告も好きだった。
だからカルティエが届きそうな今、
猛烈にカルティエが欲しかったんですけど…
夫は私にくれた婚約指輪以上の値段がする指輪を買うのは反対のようですし、そもそも指輪にこだわりはないらしい…。
私も夫に
70万の時計が欲しい!
とか言われてもきっと
思いとどまれ!
って言うだろうし……
それでも欲しい!
って言われたら
静まれ〜静まりたまえ〜
って白装束着て祈りを捧げると思う。
つまり70万円は高価過ぎると言うことです。
私にとっても夫にとっても。
なのでさようなら!!!
カルティエ!!!号泣
〜エピローグ〜
この日の晩は久しぶりにおセンチな気持ちになって
宇多田ヒカルを聴きながら帰り
うちの金魚に
「カルティエは買えないんだって。」
と語りかけました。
そんな私に夫はいつもより少し優しかったです。おしまい。