BOOK OFFで運命の出会いを!
元からデジタルが好きではなく、パソコンもスマートフォンも得意不得意でいうと不得意だし、いるいらないBOXがあればいらないに投げ込みたい!
特に人との連絡手段になってしまう携帯電話は二十歳を過ぎたころから鬱陶しいものだったしSNSには何度も何度も疲れてアカウントを消しては人との交流を絶ったものです
そんな私がKindleの良さに気付いたのもごく最近でした
Kindleというものはとても便利なもので大きさはB5版程度、厚みは8mmほどで何冊も本が詰め込めます
今年のGWにタイへ旅行に行くとき、夫にお願いしてkindleに小説を1冊ダウンロードして貰ったのです!
それがついこの間ブログにも書いた『夜は短し歩けよ乙女』です
眠れない日にこっそり書くショートブログ『東京散歩。浅草から東京外苑へ』
恋愛小説を読みたいけど恋に恋しているような馬鹿みたいで重たい恋愛小説は読みたくない!
GOOGLE先生に「これはどうだろう?」「これなら失敗はないか??」と聞きつつ慎重に慎重を重ねて選んだ一冊でした
これが大当たりで本当に面白い作品だったのです!
私は読み終わってからすぐにもう一度読み、2度目もすぐに読み終えてしまいました。
内容も面白い上に言葉の選び方や並べ方、美しい日本語が胸に響いて、すぐに「森見登美彦さんの別の本を読みたい!」となりました。
次に呼んだのが『四畳半神話大系』
空き時間には読み進めて3日ほどで読み終わってしまったのですが、こちらは私の読みたいような本ではなかった…
それなのに「森見登美彦さんの本が読みたい!」「次から次へと読みたい!」となったのです!
Kindleは小っちゃいし薄いし持ち運びも便利で予想以上に良いものだったのですが、残念ながら定価でしか本が買えない
モリモリ読みたいのに何冊も定価で買っていては破産してしまう!!
なので週末に電車に乗ってBOOKOFFへ行こうと企んでいたのですが、「今読みたい!」「すぐに読みたい!」私にとっては週末が遠すぎたのであります
お風呂に入り、晩ご飯も食べ、時間が余る。
その時間で本が読みたいのに肝心の本がない!
週末までまでぬ…
そんな私に夫が言ったのです
「一番近いBOOK OFFなら22時までやってるみたい」
その時丁度21時頃
選択肢は「行く」もしくは「行く」!
自転車を10分ほど走らせ向かっては、森見登美彦さんの本を3冊手にとって買ってきたのであります!
森見さんの本は人気なのかどれもボチボチな値段がしました。
定価よりも200円前後しか安くなっていない…『古本は100円』という私の中の常識を覆す値段の高さでした!
ですが3冊も買えば浮いたお金でもう1冊は買える!
家に着くと早速本を出して色気のない値札シールを丁寧に剥がし、表紙をめくってみると、なんと!!!
買ってきたうちの1冊に森見さんのサインとメッセージカードが入っていたのです!!
こ…これは…
お宝を掴んでしまったようです!!!
「役に立とうなんて思い上がりです」
というのは、この本を買った人へ向けたメッセージなのか、それともこの本にまつわるメッセージなのか…
わからないけれどもなんだか有難いお言葉であります!手を合わせておきましょう!なむなむ!
この本はきっと古本の神が私に巡り合わせてくれたに違いないのです!家宝にしましょう!
kindleも良いですけど、こうやって実筆サインを書き込めたり、誰かが心込めて描いた表紙と題名のデザインにときめいたり、本というのは良いものですね!
さぁモリモリ読むぞ~!!
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