家は負債。『夢のマイホーム』の終わり。
もし若い世代でマイホームが欲しいと思っている方がいればこれを読んでみて欲しい。
『空き家で大損』
家について関心のない方は「何のことやら?」と言った感じなのかもしれないが、『家=資産』という時代はとっくに終わっている。それどころか『家=負債』の時代に足を踏み入れたのである!
うちの実家も千葉に家を建てているし、私の友達も千葉の郊外に家を建てている真っ最中。「自分も一軒家で育ったから、マイホームじゃなきゃイヤだ。」と言っていたのを覚えている。
うちの実家だって駅から離れた所に建てた割には野村『PROUD』だったので4千万くらいはしたははず。それまでボロ屋暮らしだった私は学生の時は新築一軒家がとても嬉しかったが、自分で働くようになって『家』について見直した時に思った。
持ち家はコスパが悪すぎる。
①持ち家は全くお得じゃない
仮に4千万の家を30年ローンで建てたと想定する。月の支払いはいくらになるだろうか。11万である。もう一度言う。11万円/月。高すぎ!!!!
そして資産には税金がかかる。今、ざっと調べただけなので確かではないが、固定資産税15万/年かかるらしい。高すぎる!!!
しかも我が家は建ててまだ10数年しか経っていないのにボロが数カ所ではじめている。月11万も払っていて修理に回すお金なんてあるはずない。
持ち家はお金がかかりすぎる。
②家の価値はあっけなく落ちる
このツイッターを読めば一目瞭然。
最近びっくりしたことは
— 田中泰延 (@hironobutnk) 2017年3月27日
「持ち家はあなたの重要な資産となります。ぜひ住宅ローンを組んでください。」
と言っていた大手都市銀行に
「6千万の住宅ローンを完済したとします。その持ち家を担保にいくら貸せますか?」
と訊いたら
「1千万ですかね」
と言われたこと。
資産と思って買った家の価値は1/6に落ちるのである。ゾッとした。
将来価値が1/6になる株をあなたなら買うだろうか?私なら買わない。資産にもならないものを月に11万も30年間支払わなくてはならないなんて…それは間違いなく負債である。
③空き家リスク
仮に支払いが続けられない、となっても上の記事を見ればわかる通り、既に思うように売れない時代がもう足元まできている。さらに『2033年には3軒に1軒が空き家になる』、とも言われている。そして追い討ちをかけるように、『空き家には6倍の固定資産税がかけられる』と言う法改訂もされたらしい。リスクが高すぎやしないだろうか…。この方のブログを読んでその通りだと思ったので参考にどうぞ。
>>家賃0円も可能か?2033年には3軒に1軒が空き家になる! - Glocal Life
*私はこれからの住まいはこうする!
じゃあアンタはどうすんの?
と言われそうだが、私はこうしようと思っている。
・田舎に500万程度の中古を買う。
・新築にするならタイニーハウス(1千万以下)。
・東南アジアで固定費・生活費を下げて生きる。
けれど上の記事を読んで将来家賃が2〜3万になるなら、一生賃貸でいいかなとも思う。安い家を買っても高い税金がかかるのだし。
*そもそも昔の日本は賃貸暮らしがメジャーだった!?
そもそも日本は江戸時代くらいまでは賃貸暮らしがメジャーだったらしい。それが戦後、焼け野原になった土地を売るために『夢のマイホーム』なんて素敵なスローガンを掲げて持ち家を定着させたのだとか。(下記インベスターZ参照。)
今は富裕層がわんさかいるのだからそんな人たちは余ったお金で家を買ってもいいかもしれない。でも私たち庶民はやっぱり家賃をなるべく抑えて暮らすのが割に合っているのだと思う。
このインベスターZは『持ち家』だけでなく、株・FXなどの資産についてかなり分かり易く描かれている本なので興味がある人は是非!そして30代女性の転職についてもバッサリ切っているので女性でこれから転職しようなんて人も必読。
インベスターZ コミック 1-15巻セット (モーニング KC) 中古価格 |
持ち家に対しては本当に『夢』持って買っている人が殆どだから、「やめときなよ。」なんて簡単には口にできないけど、もしこれから『家を買おう』なんて人がいたらもう一度考え直してみて欲しい。思っている以上にリスクのあることなので!
千葉の友達は田舎の人が多いので、『一軒家が普通』な価値観を持った人が殆ど。既に家を建てている友達以外にも家を建てたい人は他にもいる。ブログには書けてもきっと本人達には言えないのだろうな…。
|
|
東京共働き夫婦の世帯年収と生活費
都内アパレルOLのリアルな月収・年収を公開
お財布は一緒?それとも別?我が家の場合は…
老後の資金はいくら必要?真剣に計算してみた結果〇〇〇〇万円だった
格安SIMに変更して早2年!BIGLOBEのメリットとデメリットと使用したキャンペーン
一万円金貨・貨幣セットが届いた!